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「上げ馬神事の改善を!」 <2006/05/26>

 三重県 上げ馬神事
  2006(平成6)年 4月 8、9日 に 猪名部神社、5月 4、5日に 多度大社

  で恒例の上げ馬神事が行われた。
  事前(1月)に、三重県庁、三重県警に当日の対応のあり方について要請してきました。
  そのうえで、今年の上げ馬神事を観察してきました。

   は、絶対あってはならないこと。 は、良かった点。

 【猪名部神社】
   失敗馬をロープで吊上げた。ドーピングの疑い。危険な転倒で一頭は数分間起立不可。
     ハミを激しくしゃくる。法被や半纏等を振回すなど馬を脅かし威嚇する行為。

          崖下に並ぶ青年達によるロープ等による殴打。

       虐待防止のアナウンス、殴打や蹴飛ばすなどの直接的暴力は認められなかった。
          観客の中にも虐待防止の意思が認められた。騎手と馬に大きな問題がなかった。

 【多度大社】

   お茶ドーピングと注射(内部告発)、意図的で不必要な直接的殴打と蹴り上げる行為。

     ハミを激しくしゃくる。法被や半纏等を振回して馬を脅かし威嚇する。

     崖に激突し裂傷(要縫合)し流血、転倒後しばらく起立不可。

     体調不良馬の使用。不適切蹄鉄(要削蹄)。
                      
   一部引き馬リーダーによる虐待の制止。一部青年から問題点の質問。

          騎手と馬に大きな問題なし。

 <<総括>>
   ☆改善された部分があるが、前述のことから2年前の改善より明らかに後退している。
   ☆両神社とも、坂上の崖が高すぎること、しかも多度大社の崖が逆傾斜で

     さらに危険な構造となっていることが諸悪の根源となっている。
   ☆伝統行事でありながら、当事者達の馬に対する諸々の正しい知識が伝承されておらず、

     伝承されている事と言えば、馬を怖がらせ過度に興奮させることばかりである。
       ☆三重県、三重県警に事前に対応法を含め当事者に更なる改善を伝えてもらうよう要請したが、

          期待した効果が認められなかった。
       ☆県市職員、警察官、動物愛護関係者が立会い見守ることで、これらの問題を見逃がして

           しまうと、当事者が容認されたと解釈する恐れがある。

 <<改善に向けて>>
   @人馬の危険防止のために、崖の高さを1.2m以下にする事と傾斜をつけるようお願いする。

     逆傾斜はもってのほかで、危険極まりない事を訴え続ける。
   A今後の要請は、直接両神社と祭事当事者に行い、県、県警には同一資料を配布する。
   B失敗馬をロープで吊上げたら、次回の祭りへの参加を禁止する事を要請する。
   C人馬の安全と危険防止のために、馬体検査とドーピング検査を要請する。
   D馬の正しい取扱い方法、馬の習性等のビデオやDVD(馬研作成)を配布し、

     祭事当事者が自主的に安全に向けての取組をするよう促す。

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